常きげんの蔵元の創業は文政2年(1819)代々地主であった為に稲作や茶の栽培を
手掛け、ある年、米の大豊作となり農民達とこぞって祝った様が、いつまでも続くように
と祈って「常きげん」と命名された。酒米、加賀五百万石を中心に山田錦、美山錦を100%
まで使用し、白山の清冽な伏流名水、蓮如上人の堀った伝説の「白水の井戸」より湧出す
る仕込水を使って、能登杜氏と7人の蔵人の手によって、品質本位の酒造りを
行っている。出来上がったその酒は、ふくよかな香りと味のキレの良さは抜群であり、
平成21〜24年全国新酒鑑評会にて4年連続「金賞」を受賞する実績となって示されている。 |